M de PINK / 机乙女。
開始数分、主人公の立場や最低限の状況説明が終わると目の前には机に縛り付けられた少女(教え子)の姿
正直最初はあまりにも説明不足で何をしたらいいのか、どうすれば攻略になるのかさえわからない状況から始まります。
主人公は女子校の男性教員、机に縛られた少女は教え子で密かに可愛いなと思っていた娘
何故彼女は縛られているのか、誰かを呼ぶべきか、いやそもそも彼女を起こして話を聞いてみるべきか…
しかし、机に縛られた教え子と教室で二人きりというあり得ない状況があらぬ誤解を招けば人生が破綻する(ゲームオーバーになる)かも知れない恐怖
様々な思いや不安が渦巻く中、主人公は彼女に対してどのような行動をするのか…
最初は一見すると余りの情報の少なさに不親切だと感じるかも知れません
しかしこの情報の少なさ、どうすれば正解(攻略)にたどり着けるのか、どうすれば失敗(ゲームオーバー)なのか…
そう、この不親切さが逆に物語の主人公の状況にそっくりなのです
このことに気づいてプレイしてみると、一つ一つの選択肢そのものが自分自身を映し出す鏡のように思えて非常にスリリングな背徳感を得られるのではないかと思います
ですので、是非、初プレイ時にはそういった目で、攻略情報などは見ないでプレイしてみることを強くオススメさせていただきます
5,000円