陰の章~しゃぶり姫~ / Mink

Mink / 陰の章~しゃぶり姫~


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1997年秋にリリースされたマルチシチュエーション秘め事シミュレーター『しゃぶり姫 〜陰の章〜』が、全グラフィックの塗り直しと、新録によるフルボイス化され、完全リメイク!

いやはや、これはとんもない調教ゲームでした。この作品は、ある老人から美しく清楚な少女の躾を依頼される物語です。実はその躾の内容が尋常ではありません。「少女を大人の女性にするための躾」=「性の調教」なわけですから。

エロゲーですから、そうした物語に疑問を投げかけるのはナンセンスかもしれません。しかし、その躾である「性の調教」の種類が半端なく多いのには驚かされました。躾は、場所・服装・躾の内容・フィニッシュの仕方などを選んで行うのですが、そのHシーンの絵は基本パターンだけで90種以上、それらを組み合わせて見られるセックスシーンは450パターンにも及ぶのです。

それぞれのHシーンは、1シーンだけでも十分な内容のものが用意されており、詰まらないものを数合わせで用意してるわけではありません。しかも少女の声は全てフルボイス。もう圧巻のボリュームです。しかもこのゲームは「たった1人の少女を調教する」のが目的なわけです。さらに調教はSMなどのハードなものも含まれるのだから尋常ではありません。それこそ少女本人も望んでいる事とはいえ、本当にここまでの事をしてもいいのだろうか・・・と此方が思ってしまう程でした。

私はこれだけの種類のHシーンを描いた絵師さん、膨大なテキストを書いたライターさん、大変な役を演じきった声優さんに頭が下がる思いでした。また「たった一人の少女を調教する」ゲームに、これだけの力を注ぎ込めた当時の「Mink」は本当に凄いメーカーだったのだなぁと感じました。

ちなみにエンディングは全クリせずとも見れました。そこで100%を目指して再プレイしたのですが、そこからが大変でした。しかもパターン達成率100%・サド・マゾ・淫乱を含む調教レベルを全て100%以上にしても、パズルの絵が見れただけで特別なエンディングは無いようでした。どうやらエンドレス調教ゲームとして延々と続いてゆくようです。

2,900円